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0905 網走~津別 von Abashiri nach Tsubetsu

※昨晩の宿は「いのだんご村」なるホステル。国際色温で楽しかった。
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走行距離調整と宿泊施設の都合で今日の走行距離は短く約55キロだ。網走市内をゆっくり
見学しようと、ホステルを出たのが8時半。まず、モヨロ貝塚館へ向かう。前回来たときは
夕方で、天候もよくなく、館内をじっくり見ることもできず、また、貝塚には異様な雰囲
気が漂っていた記憶がある。が、今日は快晴。しかも時間たっぷり。じっくりと見させてい
ただいた。そして、この素晴らしい文化を持った人々が忽然と消えた謎がまた深まった。ア
イヌにその流れが残っている…と説明されたが、それではあまりにも・・・ねえ!
※モヨロ人が彫ったというくまの顔。クマを神として崇めていたらしい。
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※網走駅の看板とともに。ここまでは順調だったのだが・・・
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次いで向かったのは網走駅。ここへの到達証明写真を撮っておけば一筆書き認定は間違いな
かろうという計算だ。日本全国でここだけ縦書きで書かれた「網走駅」の看板と一緒の写真
を撮ってもらい、さて次は北方民族博物館へ行こうと、天保山へのきつい上りを登りきり、
ちょうどセイコマあったので食料を仕入れようと品を選び、支払おうとして気づいた!財布
がない!落としたのか?その可能性を追えば、持ち合わせの現金が少なくなったので銀行で
下ろそうと2つほどの金融機関を回ったのだが、そこでやったに違いない。すぐに走った走
路を引き返し、金融機関に尋ねてみたが答えは「ない」。しばらく探し回ったが諦め、警察
に届け、カードは使用不可にした。財布にはこのカードと会員カード、それに少なくなった
現金(3000円ほどだったと思う)と領収書が入っていただけなので大きな被害はない、他
のカードや免許証、健康保険証などは別のケースに入っている。この騒ぎで時間を使ってし
まったので、博物館は諦め、目的地に向かって走り出す。気分はちょっとブルー!だが、そ
のブルーを吹き飛ばす出来事が起きたのだ!
なんと、網走湖の近くで、納沙布岬へ一緒にドライブした74歳デニスと出会ったのだ。気
づいた私が「デニス!」と呼びかけると彼も急停車。近づいた私に気づくと満面の笑顔で
「やあ、元気?」と。このでっかい北海道で2度あることは3度あるを体験したことであっ
た。根室で別れた後、彼は阿寒、摩周湖を巡り今日は網走まで走る…と。元気そうな顔を
見て、私も本当に嬉しかった。帰国する前に会えるかも…と言っていたのでその予定日を
確認して別れた。川口でうまく再会できるといいのだが。
※このでっかいどうで再度出会うとは!!元気そうで良かった。
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その後が目的のホステルまで突っ走るのみ。途中で道を確認した女性が「お祭りをやって
ますからよろしければ」と言っていたので寄ってみたが、素朴ないい祭りだった。
そして到着したホステルは素晴らしい!バスとトイレは共同だがオール個室で、清潔。シ
ンプルな外観と内装に高感度アップ!夕食はでっかいとんかつだった。そしてもちろん、
湯上がりのビールは最高だった!
※これが今夜の宿「ミイトいんつべつ」。
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明日はいよいよ孫っちの家に着く。明後日はかれら3匹の運動会。しっかり応援しよう!

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0904 うとろ~網走

うとろから斜里を通過して網走まで。今日は平坦な海岸線沿いのルートだ。距離は約60キロ。
ゆっくりと走る。ホステルを出るとすぐに海岸に出る。そして、こんな景色を眺めながら走
る。
※ホッケだろうか?回転する器具で干していた。
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※奇岩?こんな岩がチラホラと。
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※海水の色が素晴らしかったのだが、この写真で伝わるだろうか?
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そして間もなく名所「オシンコシンの滝」に出る。この滝もそうだが、どうして
あの高さまで水が上がり、流れ落ちるのかが不思議である。
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気持ちよく走っているとある看板に気づいた。「天に続く道」。えっ、何だろ
う?と考えながら進んでいくと理解できた。こんな道があったのだ。確かにこ
れは「天に」と言いたくなると納得。
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そしてまた素敵な海岸線が続く。
※バス停もなかなかいい感じだ。
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※浜小清水駅。
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※原生花園を散策した。
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遠くに濤沸湖を望み、とても気持ちの良いエリアだ。そしてここを過ぎれば間も
なく網走市。ここで、以前に宗谷岬方向から南下して網走から美幌へ向かったル
ートと結ばれる。北海道一周の2分の1ほどが完了する。





0903 羅臼~知床峠~うとろ von Rausu nach Utoro via Shiretoko-toge

最大の難所・知床峠に挑む日がやってきた。夜半、ふっていた雨も止み、

快晴。もう、付けられる難癖はない。やるっきゃない!そう決心して朝

食もしっかり取った。そしてホテル隣接のセイコマで水や食料を買い込

み、8時出発。知床峠までは17キロ。厳しい坂は押し上げ、なんとしても

12時までには着きたい。そんなアバウトなプランでスタートした。

さすがに街なかは平坦だ。が、3キロ過ぎから様相が変わってきた。昨

日、道の駅の案内の女性が「羅臼からは厳しいよ」と言っていたことを

思い出す。ギヤを最大に上げる。が、漕げない。押し歩く…その繰り返

し。時速4キロが確保できれば12時には峠に着く。その1点だけを目標

に、漕ぐ、歩く。しかし、私は幸運だったと思うのは天候だ。知床は霧

や悪天候で有名なところ。だから自然の植生が残っているのだろう。

んな環境の中に身を置いて、改めてチャリの特典を確認した。チャリ

いつでも、どこでも、例えば橋梁の上でも止まれる。そして絶景を眺

ることができる。猛スピードで通過していく車を尻目に、素晴らしい

景色を独占する。そんな風にして撮った写真をいくつか紹介しよう。

※さあ、チャレンジ!

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※パノラマ撮影してみた。

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※大きく張り出した橋にチャリを止め。。。

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※あの下の道路からここまで登ってきた。

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そして苦闘3時間半、11:25に私は知床峠の到達した。予定より30分も速

く!しかし、余韻を味わいたいと思っていた峠は強風にさらされ、寒く、

落ち着いて景色を眺める雰囲気ではない。私も証拠写真を撮って、素早く

退散した。

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下り始めは強い向かい風がすごかった。時々はほぼ立ち止まり。吹き飛

ばされないよう慎重に走ったが、それでも下り坂。およそ20分で知床横

断道路の斜里側の起点にある知床自然センターに着いた。12時だった。

目標通り!

センターでまず昼飯を取った。センターは素晴らしくおしゃれで、本格

トレッキングの方から観光バスの団体で混雑していた。私はチキンバタ

ーカレーを食べたが、美味かった。久しぶりに洒落た料理を食べた気が

した。食事後は、館内で知床の記録映画を観、約2キロのトレッキング

を楽しみ、午後3時前、センターを出発。

※トレッキング。

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※途中、こんな海の景色に出会った。

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およそ20分走って、しれとこ村というホステルにチェックイン。ここで

夕食を頼んだのだが、鹿肉や網走で水揚げされたタコやそいを使用した

膳は実に美味かった。2000円は絶対にお値打ちだと思う。

困ったのはWIFI電波が弱くてベッドで通信ができないこと。仕方ないの

明日の宿は多くの宿泊客がいるサロンの片隅で予約し、うログ用の文

章はベッドで書いている・明日、タイミングを見てアップしよう。距離

は短かったが、やはり疲れた。ぐっすりと眠り、明日の英気を養おう!

0902 中標津~羅臼 von Nakashibetsu nach Rausu

中標津のホステルで、若くて素敵な3人の女性と知り合った。台湾からのお客さん
で、何と、自転車を持参して北海道を旅しているのだと!旭川空港に到着し、JRや
バスも乗り継ぎながら、時計回りに旅し、今日は野付半島を走り、南下するとのこ
と。その後、富良野や旭川動物園などを楽しみ、12日間の旅を終えて帰国する予定
とか。朝、出発前の彼女らを見たら、いや、本格的な挑戦モード!同じ趣味を持つ
私もとても幸せな気分になったことだ。頑張れ!3人娘!
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さて、彼女らを見送って私も出発。今日のルートは約65キロなので気分はゆっ
たり。9時過ぎにホステルを出て、まず標津へ向かった。途中、素晴らしい景色
に出会った。やはり晴天は素晴らしい!
※羅臼の山々。
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※見よ!この青い空と雄大な景色。
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※坂道を降りきると標津だ。信号の先は太平洋!
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羅臼に向かうにはこの交差点を左折するのだが、ちょっと寄り道をして根付半島
を通過した証拠写真を撮りに右折した。時間があれば半島の先端まで走りたいの
だが、そこまでの余裕と体力は…ない。
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ここから引き返し、一路、羅臼を目指す。食料を仕入れたセイコマの女店員に
「午後、ひと雨あるかも…」と脅されていたのでひたすらチャリを前へ進める。
と言いながら、チャリの特権。いつでも、例えば橋の上でもチャリを止めて、
写真を撮る…なんてこともできるので、こんな写真を撮ってみた。
※バス停。
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※橋から下の流れを眺めたらこんな光景が。いい時間が流れている。
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※「呼ぶ」というタイトルの像。海女さんのように見えるが…。
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そしておよそ76キロを走って羅臼着。すぐにホテルにチェックインし、荷物を置い
て、身軽な体制で羅臼探索に出る。
まず訪ねたのは森繁久彌の像。彼が映画撮影のために羅臼に滞在し、その打ち上げ
のときに「知床旅情」を作り歌ったのだが、その映画が戸川幸夫の小説「オホーツ
ク老人」で、森繁は主人公を演じた。そして、知床が世界遺産にもなったが、その
ための功績が多々であったと像の建立に至ったらしい。本人にとても良く似た老人
は国後島方面を見つめながらすっくと海岸沿いの公園に立っていた。
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森繁と別れ、チャリで国後島展望台へ向かった。街から2キロ。「30分で行け
ますよ。今日はよく見えています」と道の駅の案内所で聞いたので。国後の遠
景だけでなく、もうすこし詳しい状況を目に焼き付けようと向かったのだが、
坂道のきついのきつくないの!!フルに30分をかけて息絶え絶えに登りきった。
が、夕暮れとともにもやってきて、国後は昼間のようなくっきりとした姿を見せ
てくれなかったのが残念だった。
※遠く、霞んでいるのが国後島。
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※おまけの1枚は、知床半島を背景にしたあらいぐま。
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ホテルに戻り、風呂に浸かり、夕食をして、YOUは何しに…を見て、今、パソコ
ンに向かっている。外では雨が降り始めた。明日は知床峠に挑むのだが、心配の
種がひとつ生まれてしまった。ここでは「ケセラセラ」と歌うしかない。
※本日の走行 88キロ






0901 釧路~中標津 von Kushiro nach Nakashibetu

3日ぶりの太陽だ!なぜか、窓ガラスが明るいだけで嬉しくなってしまう。
2日間、ずっと雨で、雨中走行やドライブへの変更を余儀なくされたが、
今日は太陽の光を浴びて走れる!それだけで気分は浮き立つ。
※晴れていれば、こんな景色が観られるのだ。
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※こんな景色も・・・。
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8時、ホテルを出る。まず44号線を走り、途中で273号線へ舵を取る。ル
ートはまったくシンプルだし。実は昨日そのあたりを走っているので余裕
しゃくしゃく。気持ちよく、食料の仕入れにセイコーマートを探す。7も
LもFもあるけれど、なぜか北海道に来るとセイコマを指名したくなる。
さて、ルートはシンプル。ほぼまっすぐの道でアップダウンを繰り返すだ
け。長い、短い、急な坂、なだらかな坂・・・それをずっと繰り返す。ひ
たすらペダルを踏みながら考えたこと・・・
●景色がポーランドやバルトの国々と似ているからだろうか、しきりに彼
の国での出来事が思い出された。チェコ初日、道に迷うは、パンクはする
は・・・。チェコ2日目、余りのアップダウンの厳しさに目的のホテルに
到着できず・・・とか。
●走りつつ・・・上りはひたすらペダルを回すので考える余裕なし。下り
はスピードが出るので転倒しないよう万全の注意を凝らすので思考回路は
ほぼ停滞。この上りと下りの間に存在する平坦な道路で、チャリダーは哲
人になる。緊張から開放されて、突然、回路が回転し始めるのだ。…今夜
は何を食おうか?明日はどこまで走ろうか?次回の度はどこにしようか?
走るってなんだろう?旅とは?人生とは?喜びとは?道とは?これは自転
車だけの特権に違いない…とか。
●そして発見した。自転車は究極のオープンカーだと!雨に濡れながらも
走れ、その苦痛と裏返しに、陽光を浴びて走ることの素晴らしきことよ!
しかも全身で風を感じ…こんなわざはどのオープンカーにも出来はしない。
※これぞ北海道という道路。これの繰り返しが徐々に気力を奪う。
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そんな私をまた、雨が襲った。結果的には2回の通り雨だったのだが、私
としては避難しなければいけない。1度目は廃屋(と思う)の庇の下。お
よそ5分でこの雨は去った。勇んで走り出し、空腹を覚えたので道端にチ
ャリを止めたところで大粒の雨が振り始めた。空を見上げると真っ黒な雲
が頭上にやってきていた。見渡すと…何もない。が、前方に葉の多い樹が
見えたのでそこへ一目散。雨はさらに激しくなったが、この樹の葉の多さ
に救われた。止みそうにないので雨具を着た。荷物にもビニールをかけた。
雨中走行を覚悟した頃、運良く雨が小降りになり、それを期して再スター
ト。が、幸運なことに雨はまもなく止み、その後数分して、雨具も脱ぐこ
とができた。
そして、標識を見上げれば目指す中標津までは15キロ。気力が蘇り、一
気に目指すホステルまで。シャワーを浴び、洗濯をしながら、ビール飲み
つつ、ブログ。こうして北海道4日めは暮れて行くのであった。
※ホステルは「牛の宿」と言う。で、これがシンボル。
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※オーナーが酪農家だそうで、ミルクは無料サービス。しかも飲み放題。
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※本日の走行 92キロ






プロフィール

あらいぐま

Author:あらいぐま
団塊あらいぐまが自転車で世界&日本一周を目指します。

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