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20190706 歌と踊りの祭典②17600歩 Song and Dance Celebration② mit 17600 Schritten

いよいよ旅も最終行程。今日は祭典を徹底的に見学&鑑賞する予定。しかし、心配の
種がひとつだけあった。それは天候と祭典の終了時刻。ホテルは中心部から11キロ、
祭典会場からは16、17キロ離れているので、もし、雨天の終了となった場合にどう
帰館するのかということ。自転車を強行は雨天と夜間の走行はしないという方針に反
するし、10時過ぎには列車もなくなるし。。。で、選んだのは市内にホテルを探し、
移動するという選択。ネットで探すと、ちょうどよい場所に部屋が見つかった。私の
いつもの予算はオーバーするが背に腹は変えられない。チェックインは3時からで、
それまでに到着したら荷物と自転車は預かるということで、急ぎ、荷をたたみ、ブラ
ブラと猟師の館を出た。4日に確認しつつ走った道を逆走する。見えなかったものも
見えてくる。そして、サーカスや大型農機販売店などを発見した時、この道は3月の
ツアーの時にも走っていた!と気付いた。

そして、12時前、すなわちチェックイン時刻3時間前に到着した私を、素晴らしい事
態が待っていた。なんと、チェックインは可能で、部屋はトリプルルームという豪華
さ!自転車を倉庫に預け、部屋に一歩踏み入れて驚いた。想定がとか、サプライズと
はこのこと!予約サイトの最低価格だと言うのに!!この部屋で、カメラyスマホを
充電し、用意されていたティーで喉をいやし、いざ、祭典の会場へ!
※こんな部屋が用意された。どこに寝ようか?
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祭典3日目の今日は、まず、自由広場から祭典会場までの約5キロの行進から始まる。
10万人近い人々(合唱する人2.5万人。観衆7.5万人と聞いている)が5キロを歩いて
行く。もちろん交通は遮断され、いわば5キロの歩行者天国。合唱団はそれぞれの民
族衣装やユニフォームに身を包み、老若男女は歩きながら歌い、音楽隊は演奏し、誰
もがこの日を待望し、喜んでいるのが分かる。150年前に始まり、ユネスコ世界遺産
にも登録されているこの祭典の発祥と歴史を遡れば、この喜びようはよく分かる。そ
こには、祖国と自由というキーワードが存在しているからだ。

行列は次々とスタートするのだが、最終グループが自由広場を出たのは5時半過ぎで
はなかったか。私もその一団と前後しながら会場へ向かって歩き、会場に着いたのは
7時ちょっと前だった。チケットには7時開演とあったが、こりゃ、遅れは覚悟しな
ければならないな…。入り口でちょっと揉めた。係員が「バッグの中に傘は入ってい
るか?」と訊く。「もちろん」と答えるとなんと「そこに置いていけ」という。「な
ぜか?雨が降ったらどうするのか?」と言うと「これを指したら後ろの人が見えなく
なる。だから傘の持ち込みは禁止なのだ」と。少し由緒さる傘だったので「紐があれ
ば縛るし、バッグの底に押し込んで雨になっても絶対に使わない」と抵抗すると、係
員は「しゃあねえな~」みたいな顔をしてウインクしてくれた。粘り勝ち!
※街には祭典のポスターも。
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※行進スタート!
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※みんな笑顔!
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予約した席はかなり前方のいい位置だった。開演は7時半を過ぎていたが、聖火が入
場し、功労者の紹介が延々と続き、やっと女性大統領の開会の言葉が述べられるとす
ぐに合唱が始まった。それは想像以上の大迫力!音響装置は不要ではないかと思われ
るほどで、しかも数千人がたった一人の指揮者のもとに合唱をしている。それはこの
半円状のステージ形状が可能にしているのだろうが、その一体感に打ちのめされた。
意味は分からないのだが、祖国とか愛とかが歌われているのは分かった。このエネル
ギーの源泉なのだろう。
※会場は約10万人で満員!
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※聖火(右端)のもとで、歌う。
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混声、男声、女声、子どもたち、オーケストラ、ソロ…次々とプログラムは進む。曲
間の合唱団は席を移動するのだが、その合図はピアノのドレミファソラシド。ゆっく
り弾かれればゆっくりと、早いテンポのときは「急げ!急げ!」という調子で面白か
った。しかし、まだプログラムを残す9時半過ぎ私は会場を後にした。さすがに疲れ
たし、また5キロを歩いて帰らねばならないから。で、途中の出店でソーセージやポ
テトを買い、食べながら帰路に着いた、ホテル到着は11時過ぎだった。そして今日の
ウオーキングは17600歩だった!

シャワーを浴び、家族とメッセージを交換すると睡魔に襲われ、会話もほどほどに寝
た。明日はフェリーでヘルシンキに渡り、空港まで走り(れるかな?)、フィンエア
で成田へ向かう。成田到着は8日9:50予定。その後数日、予定が詰まっているので時
差ボケが心配だ。

こうして今回の旅は終わりを迎えようとしている。脚として自転車を持ち歩く楽しさ
も知った。歌うことを考えるいい機会にもなった。ラトビアやエストニアに人々の基
質も親切も知ることができ、いい旅だった。

皆さまもお付き合いいただいてありがとうございました。

20190705 歌と踊りの祭典① Song and Dance Celebration ①

昨晩、テレビを観ていたら、祭典の聖火がいよいよタリンに入って来た(というような)
ニュースが流れていた。今年の開催期間は4日から7日なので、遂にそれが始まったとい
うことなのだろう。それを観るためにやってきた私の胸もときめき始めた…。

朝、目覚めると雨が降っていた。それもかなり強く・・・どうしようか?悩み、天気予報
を見ると、この雨は間もなく止むと出ている。先日、その予報の正しさを確認したばかり
なので、それを信じて待っていると、不思議なことにまた雨は上がった。しかし、午後に
は強い雨の可能性も残している。きっとこれも当たるだろう。ということで、自転車を持
って列車でタリンを往復。市街では流れに任そう…そう考えてホテルを出た。

自転車で5分ほどで駅に着く。誰もいない駅の線路ではカラスが遊んでいた。ウロコ状の
雲が広がる空は不安定な天候を示唆しているようだ。
車内では車掌が「成人かシニアか?」と尋ねるので「シニア」と答えると2ユーロが1.4
ユーロになる。この割引は博物館でも存在し、ずいぶんと「得」をしている。タリン駅に
着き、中心地(と思しき)へ向かって走り出す。が、なかなか目的の市庁舎前広場に着か
ない。たった1回来ただけだが、それにしても記憶の曖昧さに焦る。地図と現在地を食い
入るように確認し、なんとか広場に到着し、近くにあった案内所へ行き、地図を希望し、
祭典のプログラムをいただき、更に日曜日のタリン・ヘルシンキ間フェリーの時刻表を貰
い、ついでに乗り場も指示してもらい、これで入手すべき情報はほとんど得た。
※こんな雲はどんな天気を運んでくるのか?
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※ところでカラス君、何か食べるものがあるのかい?
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そして、3月にも訪れた演劇と歌の博物館を裁縫した。その時の親切な女性係員がいな
かったのは残念だったが、今回は落ち着いて見学できた。歌唱シーンもじっくりと観て、
シシリ・セラークという女性歌手が歌っていた「WHAT LAND IS THIS?」という曲に
惹かれた。CDや楽譜はないかと尋ねたが、ない。CDショップを教えてもらって訪ねたが
そこにも、ない。YOUTUBEにはアップされていることを確認できたので、帰国後の課題
としよう。

軽い昼食を済ませ、寒さ対策にスポーツ店でトレーナーを買い求め、2時からの野外コ
ンサート会場へ向かった。20分前だがほぼ満席。一人分を探して座っていると、雲行き
が怪しくなり、ぽつりぽつりと雨が振り始めた。先程購入したトレーナーを着込み、雨
具を取り出していると本格的な雨が。急いで着込んだが間に合わなかった。しかし、コ
ンサートは取りやめになる気配はない。まず、バイオリンの一団が登場し、いかにも民
族曲というものを数曲演奏。次いで登場したアコーディオンの演奏に合わせては踊る人
が次々と出てくる。ああ、この人たちはこの祭りを本当に楽しんでいるんだなと納得し
た。一度は上がった雨だが、次にみぞれ混じりの激しい雨がやってきた。私はここで会
場を退散し、近くの画廊に逃げ込んだ。ここにはたくさんの同士がいた。待機すること
30分。雨が上がったのでまた会場へ行き、民族楽器の演奏を聞く。が、雲行きが不安な
なのでここでホテルに引き上げることにした。重要な明日のために英気も養わなくては
…ね。そして駅へ戻り、およそ40分待って、朝と逆方向の列車に乗り、ホテルへ戻った。
※開会を待つ。
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※雨になったので観衆は雨具着用。
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※雨具と傘・・・この観衆の熱心さには何かがあると思った。
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テレビのスイッチを入れると、踊りの祭典が中継されていた。大きなグラウンドをいっ
ぱいに使って、次々と踊りてが登場し、パフォーマンスを繰り広げる。そして8時のフ
ィナーレには全員が再登場し、群舞を繰り広げていた。本当に踊りを愛する国民なのだ
と再認識した。

その合間に、持参したアルファ米に湯を注いでわかめご飯を作り、これが夕食。荷物を
軽くする目的でもあるのだが、これが結構うまく、気に入ってもいる。

さて、明日の午後には行進があるという。民族衣装を着た参加者が隊列を組んで歌の祭
典会場へ進んでいくらしい。そして祭典は7時開始。最低3時間は歌い続けるらしいか
ら、帰りは…と思いを巡らせながら、さて、体力温存だ、寝よう!


20190704 タルトウからタリンへ von Tartu nach Tallinn

今日も移動日。タルトウ(Tartu)からタリン(Tallinn)へ列車で移動する。所要時間
は約2時間ということで、8:38タルトウ発の列車に乗ることにした。
7時過ぎ、学生寮を出る。途中で「父と子の像」を見る。タルトウは彫刻の多い町で、
市内のあちこちで見かける。最も有名なのは市庁舎前の「接吻する学生像」だろうが、
この父と子も負けてはいない。その証拠は触られて輝きを放つその一部が証明している。
私も一緒に記念撮影したいと学生らしき人の通行を待った。もちろんシャッターを押し
てもらうためだ。と、やってきた若い女性は「OK!」と快くシャッター押しを引き受
けてくれた上に「ちょっとアングルを変えますね」とか言って斜めからのカットも撮っ
てくれたこれがそのカットだが「いいねっ!」
※父と子の身長が同じだが、それは世代の融合を意味しているのだとか・・・。
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駅に着くとすでに列車は入線していた。始発なのでゆっくりと自転車を積み込み、
席を確保する。そうしておいて駅舎内のカフェでカプチーノを求める。出てきた
カプチーノに可愛いハートが描かれていたので「ありがとう」と言うと「Have a
nice day!」とニッコリ!こんな気遣いも嬉しいんだよね~。
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列車は定刻に動き出す。一昨日と同じ、一面の緑がどんどん近づいては去ってい
く。単調ではあるが、この溢れんばかりの緑の洪水は嫌いではない。そんな列車
の旅で今回はふたつの記念すべき出会いがあった。
※列車はこんなスタイル。
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※窓の外は緑一色。が、時々こんな景色が現れる。
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まずひとつは、可愛い出会いである。いくつ目かの駅で、向かいの席に赤ちゃん
を連れた母親が座った。最初は目を合わさななかったのだが、徐々に慣れてきて
私も鼻をつまんだり、あかんべ~をしているうちに、笑うようになった。そこで、
折り鶴をあげて、さらにダメ押しを図った。その時のショットがこれである。英
語を話すお母さんもとても美人で、親しみやすく「今年はこれ(赤ちゃん)がい
つからとても歌の祭典には行けないが、次回はぜひ行きたい」とのことだった。
※1歳3ヶ月のユシカ君とお母さん。
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そしてもう一つの出会いは、ユシカ君たちと別れたあとに訪れた。4人がけの
ボックス席で、窓側の私の向かいに老婆、私の隣と向かいに老夫婦が座った。
奥さんはストライプ模様の民族衣装のスカートを履き、ご主人もいかにも祭り
の装い。で、勇気を出して話しかけてみた「タリンの祭典に行くのですか?」
案の定、彼らは祭典に出るためにこの列車に乗り込んだ夫婦で、ご主人はユー
フォニアムを吹き、奥さんは踊るのだという。そして、奥さんは自分のスマホ
から踊っている映像などを探し出し「ほら!」と見せてくれた。ここまでは英
語で話していたのだが、ふとご主人がドイツ語を口にしたので「ドイツ語で話
しましょう」というと「私は小学校1年のときにドイツ語を学んだ。その後、
ロシア語が強制される時代があり、ドイツ語はほとんど忘れてしまったが…」
と言いながら、英語よりも遥かに達者なドイツ語になり、おかげで私とのコミ
ュニケーションもぐっとはかどったのだ。興に任せて「人間の鎖」の道を走っ
てみたいと思っているが、ひょっとして、あなた方も参加したのではないです
か?」と訊くと「もちろんだよ、一緒に行ったね」と奥さんに同意を求めた。
鎖の当事者に会えて私が感動したのは言うまでもない。「どういう風に鎖につ
ながったのですか?何か合図があったのですか?」と訊くと「通りへ出ろとア
ナウンスがありました」とのこと。もっと聞きたかったのだが、ここで彼らが
降りる駅に到着してしまい「縁があったら祭典の会場で会いましょう!」と交
わして別れた。残念ながらこのご夫婦の写真はないのだが、忘れられない会話
であった。

列車は定刻10:37にタリン駅に着いた。まだ、ホテルにチェックインするには時
間は早いのだが、約11キロほど市街から離れているし、いい地図もないので迷う
ことも考えられ、とりあえずホテルに向かうことにした。3月にも来ているのだ
が、やはり思い出す景色はない。その時の手に入れた旧市街マップを頼りに、ホ
テルの方向に走り出す。空腹を覚えたので、途中で見かけたケバブの店で昼食。
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※カプチーノとケバブで6.4ユーロ。安くない。
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※街路灯には祭典のフラッグがかかっていた。
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そして走ること約40分。郊外というよりもリゾート地と思しきエリアに出た。
スマホの地図サービスで確認するとこのあたりだ。おそるおそる林に入って
いくと大きな木枠の建物が現れ、これが「猟師の館」という名前の今日のホ
テル。まだチェックイン時刻前なのでスタッフがおらず、しばらくホテル前
の草むらに寝転んで空を見上げていた・・・。
※これがホテル。
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※寝転んで見上げたのはほんとに久しぶりだった。
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さて、スタッフがやってきてチェックインし、食事のことを訊いてみるとやはり
食事のサービスはないとのこと。で、買い出しに行くべきスーパーの所在を訊く
と「通りを右へ行って4キロ」とのこと。仕方ないので出かけると、きっちり4
キロにそれはあった。買い物をして出てきた時、町の名前がSAKUということに
気付いた。この町は長野県佐久市と名前つながりで姉妹都市になっている…とど
こかで読んだことを思い出した。

ホテルに戻り、荷物を出し、少し洗濯をし、シャワーを浴び、甘いパンとサラダ
とビールの夕食を済ませ、パソコンに向かっている。明日と明後日、目一杯、祭
典の見学をする予定。自転車通勤を洒落て中心地や祭典会場に通うことになるが、
ぜひぜひ、良い天気であってほしいと、それだけを願って、夢の世界へでかけよ
う。








20190703 タルトウ散策 Stadtbesichitigung in Tartu

今日はタルトウの街をじっくり見て歩く予定。しかし、目覚めれば外は雨。
遂に、その日が来たか…と雨中の散策を覚悟しかけた頃、この地の天気予
報を見ると「9分後に雨はやみます」とのありがたいお言葉が!半信半疑
で外を見守っているとあら不思議、9分後に雨はやんだ!が、一応は雨具
を取り出し、寒いのでそれを羽織って、まず国立博物館へ。

日本人建築家田根剛氏設計という博物館は、直線とガラスが印象的な建物
で、これによって田根氏は数々の賞を獲得したらしい。館内の展示も入館
券を翳すだけで欲しい言語の表示に変わるなど工夫が凝らされていてよか
った。特に、人間の鎖の展示は気に入った。カラーに加工された写真も良
かったし、通過した主な都市の名前も分かった。この600キロを走って
みたいものだと改めて思った。
※対象物がないので大きさが分かりにくいが、約300mの長さだ。
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※展示コーナーで見た人間の鎖の写真。
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※カラーは後日の着色だと思う。
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※これはカメラマンの前に立つと写真を撮ってくれるという展示。
それを撮影してみた。
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博物館から出ると、目の前に逆さまに建つ家が見える。奇をてらったとし
か考えられないのだが、中に入るとおかしな重力に感覚を麻痺させられる。
子供たちは喜び、大人たちはその撮影に興ずる…まっ、こんなアイデアも
悪くない。
※災害があったか!?一見、そんな風に見える。
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※内部はこの通り。不思議な感覚。
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次に、今回の旅での最大目的のひとつ「歌と踊りの祭典博物館」訪れた。
歌の祭典の第一回はここタルトウで開催され、それは1869年のことだっ
た。以後、ソ連の抑圧に耐えながらエストニアに人々は歌い続け、歌に
よる団結はその後の歌の革命につながる。そんな重大な祭りの原点を見
たい…その一念でタルトウにやってきたとも言える。が、ここにも英語、
ドイツ語を話す係員はおらず、理解不足は免れない。が、なんとか食ら
いついて第一回の歌の祭典が開催されたモニュメントの存在を教えても
らうことに成功し、それを確認できた。
※博物館外観。愛車とともに。
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※展示のひとつ。1969年の祭典ポスター。ソ連のマークがある。
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しかも、その場所を探しているときに道を訪ねた学生が、その方向に行
くから案内しようと言ってくれ、道すがら話したことには、彼はトラン
ペットを吹いて今年のタルトウの祭典に参加し、明日はタルトウを起っ
てタリンに向かい、祭典のリハーサルに参加するという。しかも、彼の
出演は6日だという。それは私が観る予定の日!よし、会場で探すから
ね!と別れたが、本番へ期待をつなぐいい出会いだった。
※これが記念のモニュメント。
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※重い石で押さえつけられながらも、顔は歌っている!
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その後、日本人のグループと出会い、タルトウ大学の見学に誘ってもら
い、久しぶりに日本語を話した。夕食に誘っていただいたが断ってホテ
ルに戻り、残りものを整理し、明日の出発に備えている。夕方から雨は
降ったりやんだりを繰り返している。明日、良い天気が戻って来てくれ
ることを願いつつ、眠ろう。

20190702 リガからタルトウへ von Riga nach Tartu

有意義もあったが残念もあったリガを離れて、今日はエストニア第二の都市、大学の街
タルトウへ向かう。自転車で?いや、列車で。
7時半の朝食を済ませ、9時前にホテルを出た。列車の出発時刻は10:34なので、のんび
りと、あちこちを眺めながら走る。道路はほぼ頭に入っているので、こんな優雅な走り
もできる。そこで気になったものを挙げておこう。
※ギターを背負った男。
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※手をつないで歩く老夫婦。
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※この高いサドルを見よ!どれだけ脚が長いのか!
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※自転車ツアーの一行がスタート準備をしていた。
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そして10時過ぎ、私は駅に行き、昨日確認しておいたエレベータで地上プラットホーム
へ行き、行き先と発車時刻を確認し、ベンチへ。すると隣のベンチに見覚えのある人た
ちがいるではないか!そう、スタート準備をしていたフィンランド人一行である。なぜ
フィンランドと分かったかというと、小さな国旗を畳んでいるのを見たからだ。「フィ
ンランドからですね?」と話しかけると、なぜ分かるのかという顔をしたので、先程、
国旗を見たというと納得してくれた。これを機に二組の夫婦と話し始め、結局、私がタ
ルトウで降りるまで、会話を交わすこととなった。重い自転車を持ってあげたり、持た
れたり、ムーミン、ラップランド、世界旅行、好きな街(ハバナとブエノスアイレスが
出た)…とりとめもなく話し、タリンまで行くという彼らとタルトウで別れた。この時
も重い荷物をホームまで運んでくれた。折り鶴をあげた時の目を丸くした笑顔は忘れら
れない。機会があれば日本で会おう!と名刺を渡したが、さてどうなるか?
※フィンランドからの4人。上の写真と色が適合するでしょ?
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※壁にかけた自転車と一緒に、撮影してもらった。
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さて、ポーランドやリトアニアと同じで、窓の外には森、林、そして草原が連続する。
このエリアではその単調さに耐えないといけない。しかし、今回の旅では自転車から
みで面白いことがあった。
ひとつは自転車が集中し、大混雑したこと。自転車を持ち込める車両は決まっている
ことが多いのでどうしても自転車はそこに集中する。が、リガ発の列車の貨物車両は
少しの空きスペースがあるだけで、殆どは客席が占めていた。そこに、実に12台の自
転車が入ってきたのである。収納するためにどうしたかと言うと、まず、荷物を自転
車から降ろし、自転車は折り重なるように置くことにしたのだ。これを仕切ったのは
ドイツ人と思しき(英語を喋っていたので)おばちゃんライダーだった。さすが女性
宰相の国の人!が、この方は便意を催したとみえて、車掌に場所を訊くのだが、車掌
は外国語が喋れず、学生らしき男が通訳。で、分かったことは、トイレはBゾーンの
車両にあり、しかし、発車後、20分経ってからでないと使用できない…ということ。
ドイツ人の顔は見られなかった。苦しかっただろうな~!
ヴァルがで乗り換えても自転車の混雑は続いた。私と4人のフィンランド人は運良く
壁のフックを確保できたが、それ以降にやってきた自転車はどこかに立てかけるのが
精一杯。中にはずっと自転車を持って立ちっぱなしの人も居た。極め付きは「バイク
か?」と思われる派手な手作り自転車だ。フィンランド人たちの自転車により掛かる
ように置かれ、列車が揺れると慌てて抑える有様。のんびりと構えられる幸せを噛み
締めたことだった。
※この混雑。手前はバイクに見えるが自転車なのだ。
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※彼の自転車にはハンドルが2本。手作りしたと自慢していた。
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※雪覆われた山…に見えるが、雲です!まるでスイスのよう!
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※タルトウ駅。小さな駅だが威厳があるような…。
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楽しい列車の旅はあっという間。定刻15:25に列車はタルトウに着き、ここからま
た一人旅に戻る。タルトウは小さな街なので、地球の歩き方に付属している地図で
すぐに市街地の中心に出ることができた。案内所で地図をもらい、宿泊予定のホス
テルまでを簡単に道案内してもらい、迷うことなくホステル到着。ここは実は学生
寮で、休暇の間に貸し出されるいわば民泊。しかし、ツインルームで広々とし、清
潔で、セキュリティもしっかりしていて、2泊45ユーロは安い!
荷を降ろし、一息ついたところで徒歩で街へ出る。ぶらぶら歩きをしながら、適当
なレストランを物色し、夕食を…が目的。最終的にドイツ料理の店を発見して入っ
たが、味も料金もまずまずといったところか。
※自作の楽器で演奏していた老人。楽器とは、ギター、マンドリンとヴァイオリン
が一体化したもの。ゆったりした、懐かしい印象の曲はなかなか良かった。
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※大きな黄色の額縁が名物。この額にどう収まるかが腕の見せどころ。
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※やはり、最後はビールで締めることになる。これはチェコのピルスナーウワク
エレ。苦味が気になった。
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こうして4日目は無事に終了。明日は市内散策。歌の祭典博物館が楽しみだ。

















プロフィール

あらいぐま

Author:あらいぐま
団塊あらいぐまが自転車で世界&日本一周を目指します。

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