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20190418 国見~杵築~別府~大分 von Kunimi nach Oita

 2日目。朝食を済ませ、オーナー夫妻と9ヶ月の赤ちゃんに見送らえてユース
ホステルを後にする。表ルートでなく、マスターに教えたれた裏ルートを行き、
道の駅国見へ行き、チャリ友オススメのたこ飯を食べたいと思ったが、8:30で
は早すぎた。後ろ髪を引かれつつ出発。213号線を行くと、程なく自転車専
用道へ出た。ここからは基本、海岸線沿いを進む。風は向かい風になったり追
い風になったりと目まぐるしい。
ユースホステルお威容。60人が泊まれるという。
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タコが名産の道の駅国見。だが、この時、たこ飯は食べられなかった。
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さて、道の駅を後にすると程なく、自転車専用道へ出た。海岸線に沿っ
て行く、生活道路でもあるらしい。この専用道は大分空港を過ぎると間
もなく終点となるが、素晴らしい道路であった。
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 11時前、道の駅国見(サイクリングターミナル国見に着いた。ここで
「たこ飯」が食べられる店を知らないかと尋ねたら、二人の女性スタッ
フが探してくれた。その店はおよそ500メートル、逆行したところにあ
るという。基本的に逆走はしないことにしている私だが、ここは素直に
逆走した。そして逆走の500メートルでペダルを踏んだのは5回だけと
いう追い風はショックだった。ああ、食事の後はこの風に・・・?
2つのトンネルがある場合は迷わず人道へ。
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 タコをエネルギーにしてまず、杵築へ進路を取る。自転車道は終えた
が213号線は交通量もそれほど多くなく、側道は十分で走りやすい。Tン
ネルも最近整備されたのか、幅広い側道が付いており安心して走れる。
1本道を迷うことなく杵築へ着いた。ここで見るべきものは武家屋敷群
との情報を得ていたので訪ねてみた。が、期待が大きかったせいか、ち
ょっと物足りないものだった。が、途中で道を尋ねた高齢女性の物腰と
喋る風情は見事だった。よかおうちの生まれでっしゃろな~!

 さて次の目的地は別府だ。ここで日帰り温泉に浸かり、最終目的地大分
まで走るのが計画だったのだが、途中、コンビニ休憩をしている時に変
更をした。この暑さでは、入浴後、大分まで10キロを走ればまた汗まみ
れになってしまうし、温泉で脱力したら自転車を漕ぐ力が出てこないか
も知れない。ならば、温泉は諦めよう。で、別府を通過することにして
再出発したが、この判断は正しかった。
なぜならば、別府の市街地は交通量も多く、追い上げられた側道にも観
光客がおり、走りにくくて仕方なかったからだ。ひたすら忍の一字で走
り抜け、高崎山あたりへ出たところで空気が一瞬にして変わった。そこ
には幅10メートルはあろうかという自転車歩行者専用路があるではない
か!しかも、追い風!うっぷんを晴らすように走り、大分市街へ侵入。
スマホの地図を開き、そのまま走ればほどなく目指すホテルが。入り口
で自転車を操作していると、中からスタッフと思しき男性が飛び出てき
て「ここは危険だ。安全な裏の倉庫に置いてくれ」と案内してくれる。
そんな出会いのこのホテル、対応は実に親切、インテリアのセンス抜群、
加えて朝食付き3375円と格安なのである。
これは別府通過の証拠写真。
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この巾広きロードを突っ走った。
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しかも、追い風に乗って!大分が好きになった瞬間。
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 ここではまず、洗濯。その間に写真の整理や充電。そして、隣接する
姉妹ホテルの天然温泉で汗を流し、郷土特産を食べたいと言ったら推薦
してくれた居酒屋へ。ここで常連さんと意気投合し痛飲!帰館してパソ
コンを開いたが…状態で、目が覚めた今、ブログを書いている。楽しい
一日であった。
郷土料理その1は鳥天。唐揚げの天ぷら版だが、うまい!
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これはタコ刺しともずく。最初はビールでその後は麦焼酎の水割りを。
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一緒に飲んだ常連さん。右から2人目はアイルランドからのオリバーさん。
大分在住22だそうだ。
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 さて、今日の路傍発見録・・・
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警察官スタイルのバス停。
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こんなのも居たよ!
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このバス停の中には漫画雑誌は積んであった。
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「お帰り」と言いたくなる玄関風バス停。
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写真をタテにできなくてごめん!幟が珍しかったので…。
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ある寺で。きれいに掃き清められた砂の中に1輪のすみれが。
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今日の走行図 走行91キロ
無題


20190417 博多~(輪行)中津~宇佐~国見  von Hakata nach Kunimi

 2日間の仕事を終え、いよいよチャリの旅が始まる。久しぶりのツアーに興奮し、
小学生の遠足前よろしく、朝はパチっと目覚めた。食事をし、家へ送り返す荷物を
整理して発送。そしていよいよチャリを担いで博多駅へ。今日はここから日報本線
に乗り、中津駅まで輪行する。なぜ輪行かというと、博多~宮崎は距離がありすぎ
て5日間で走破は難しいと踏んだから。脚もなまっているだろうし、無理はできな
い…とちょっと弱気なあらいぐま!
 8:22発の特急ソニックはよく揺れながら快走し、10時前に中津着。ここで自転
車を組み立て、コンビニで水と食料を買い込み、いざ出発…と駅の北口に回ればそ
こには一人の青年がすっくと立っているではないか?なんと、福沢諭吉だった。紙
幣に登場30年を記念してできた像らしいが、もう次がスタンバっているからね!
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 諭吉さんをあとに、中津の古い町並みを進み、海岸近くを走り、宇佐神宮を目指す。
が、途中で「双葉の里」という看板を発見。訪ねて見れば、あの69連勝の双葉山の
生誕地にある記念館だった。入って見ると係の女性が早速映像のスイッチを入れて
くれ、超速で双葉山の土俵人生を振り返った。60連勝以上の力士の碑もあり、63連
勝が谷風と白鵬と知った。
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  さて、双葉山に力水をつけてもらい、目指すは宇佐神宮。さすがの威容だった。
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 続いて目指すは豊後高田の昭和の町。18年前、存外に昭和の町並みが残っているこ
とに着目し、それをコンセプトにしたまちづくりが行われたのだそうだ。観光客もち
らほらいたから成果を上げているのだろう。アイスクリーム休憩をとった。
これが昭和の町のシンボル。かわいい!
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懐かしのスバル360も展示されていた。
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 ここをすぎればあとは一路、今日の宿泊先である国東半島国見ユースホステル
へ向かうのみ、途中、トンネルあり、坂道ありで苦労したが、なんとか乗り切り
午後5時に到着、入浴し、ビールでひとり乾杯し、美味しい夕食に舌鼓。こうし
て初日は終えたのだが、走りながら、しきりに「路傍」ということばが思い浮か
んだ。なぜか?文字通り、道端に気になるものが多いのである。紹介すると…
名もない神社だがなぜか、風格を感じた。
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これも同様。
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真玊海岸の夕陽は日本一だという。
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こんな自販機もあった。
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宇佐海軍という名前を初めて知った。ここは航空機の滑走路跡だそうだ。
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そしてここが今夜の宿、
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走行距離は61キロだった。
20190417 中津~国見




 

九州一周の完了を目指して…東九州を走ります。

 4月15、16日、九州で仕事です。それを終えて17日から21日まで、東九州を
走ることにしました。九州は何度か走っているのですが、まだ、小倉から大分を
経由して宮崎までが未走のルートでしたので、これを走り、九州一周を完成させ
たいと思います。
 ルートはこんな具合です。
17日 博多駅から輪行で中津まで。そこで自転車を組み立て、宇佐神宮、豊後高
   田の昭和の町を見て国東半島のユースホステルまで。
18日 YHから別府を経て大分まで。
19日 大分から臼杵、津久見を経て佐伯まで。
20日 佐伯から延岡あたりまでか?
21日 そこから宮崎空港まで。この日も輪行を予定。
   14:15発のJALで帰京。


そのために今日、自転車を博多の宿泊ホテルへ発送しました。パッキングしてクロ
ネコ便へ持ち込んだのですが「これではサイズオーバーで受け取れない」とのこと
で急遽、小サイズの輪行袋を購入し、詰め替えて再度搬入。これで事なきを得たが
自転車搬送はますます難しくなり、小さくそして堅牢なパッキングが要求されるこ
とになりそう。昨年、ヨーロッパへ行ったときは問題なかったのに…と、愚痴をこ
ぼしたくなった。
天気の長期予報が気になるが、まっ、寒い時期は過ぎた。大雨と強風さえなければ
なんとかなるだろう…と、いつもの楽観。さあ、どんな旅になるのか?
 

旅の様子をスライドショーにまとめました。 Slideshow der Reise.

 今回の旅の様子をスライドショーにまとめ、YOUTUBEにアップしましたので
ぜひ御覧ください。タイトルは「あらいぐまのひとりぼっちの旅」で、URLは
下記のようになります。クリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=ZbNsx9whodE&t=6s

2018.7.1~3 ビルニュスの日々、そして帰国 Tage in Vilnius und nach Hause

 今回の旅のゴールをビルニュスにしたのは追い風を期待して西から東へ走
ろうということだったのだが、その決断がもたらしてくれた幸運がビルニュ
スで4年に1回開催されるという「歌の祭典」との出遇いだった。
※ディスプレーに使用されていた青い自転車。
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※健康と書いてあるがレストランらしい。
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※思わず、ヒゲをあたってもらおうかと考えた床屋さん。
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 コーラス大国という異名を持つリトアニア。全国から、また世界に散らば
るリトアニア民族の代表がビルニュスに集い、歌唱や舞踊を披露するという
この祭典の参加者は約4万人。リトアニアの人口は300万人、世界に散らば
る民族を合わせても400万人というから、100人に1人が参加するというこ
とになる。国を、民族を、愛し、結束しようとするその情熱の後方には分断
され、帰属させられた不幸な歴史を繰り返させまいと言う強い願望があるの
だろう。そして幸運にも、その祭典の開会式やオープニングコンサート、3
日めのフォークロアミーテングなどに参加、見学することができ、人々と触
れ合うことができた。女性大統領の開会宣言に始まり、大きな木製のホルン
による開会演奏、そして全国からのグループの演奏、舞踊…実は演奏のクオ
リティは判断できないのだが、参加者の楽しそうな笑顔と汗にこころ打たれ
た。
 そして、音楽祭のプログラムの合間を見て市内観光。見るべきものは東西
と南北約2キロ四方の旧市街(世界遺産)に集中しており、帰国する4日目
にはもう地図を必要としないほど馴染めていた。人々も親切でフレンドリー。
自転車に乗るときの石畳だけは遠慮願いたかったが、静かな、美しい街と感
じられた。
 そして7月3日。いよいよ帰国の朝がやってきた。起床した時はやわらか
な雨だったがそれもやがて止み、青空が広がってきた。それを見て私は帰国
までの行動予定を変えた。つまり、駅まで自転車で行き、そこからは電車で
空港へ行こうと考えていたのだが、ぎりぎりまで市内で音楽祭を楽しみ、そ
の後、自転車で空港に行くことにしたのだ。これは素晴らしい変更だった。
音楽祭はフォークロアのプログラムで、それがスタートする10時まえ、民族
衣装に身を包んだ、着飾った老若男女が続々と会場である王宮前広場に集ま
ってきた。それぞれの住み町の旗を掲げ、集うどの顔も自信と喜びに充ちて
いた。10時丁度に聖火が灯され、それを中心に人々の輪ができ、輪は左回り
に回転し、大きな合唱のうねりになっていった。もう、部外者である私の居
場所は無いかな・・・と思い始めた頃、私は記念撮影をしている一団に出逢
った。撮影してもいいか?と尋ねると「もちろんだよ~!」と大げさな満面
の笑みでポーズを取ってくれ、それをキッカケにひげづらの男との会話が始
まった。「どこから来たの?」「日本からですよ」「えーっ、日本から!」
「俺は日本に行ったことがあるよ」「そうなんですか!観光ですか?仕事で
すか?」「仕事さ。薬品関係の仕事をしているんだ」集まってきた子どもた
ちに私は持参の折り鶴をあげた。彼らは「日本語であなたの名前と日付を書
け」と要求してきた。現地のテレビ局らしいカメラが寄ってきた。コメント
を求められるかな…と少し期待したが、彼らは撮影しただけで去っていった。
※聖火が採取されて・・
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※参加者はそれぞれの旗を先頭に集結する。
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※この団体と交流できた。
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※折り鶴を喜んでくれたライミンテちゃん。
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※ヒゲのロカスさんと奥さんのヴェロニカさん。日本での再会を約束したが・・
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 もっと交流したかったが空港へ向かう時間が迫ってきたので残念ながら交
流を切り上げ空港へ向かって走った。街を理解したという油断か、少々迷っ
てしまったが11:30。約5キロ離れた空港へ着き、自転車をパッキングし、
搭乗券を入手し、サンドイッチとビールでひとり乾杯をし、少しばかり土産
を購入し、小さな飛行機の乗客となった。 
 ビールの影響か、疲れからか、ヘルシンキまではぐっすりと眠った。そし
て短い乗り換え時間に焦りを感じながら空港内を走り、成田行きに乗った。
機内食にそばが出て里心が加速したが、しっかりと2本の映画を見て、残り
の時間は眠った。
※ひとり乾杯!
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 成田空港は曇り空だった。ヨーロッパにいる間、日本からの情報は「梅雨
が明けた。暑い!」ばかりだったので少々拍子抜けしたが、その粘り気のあ
る熱気に日本を思い出した。そして最後のトラブル…が。
 回転台で荷物を待っていると「なかおさん、いませんか?」という男性の
声。手を上げ合図すると近寄ってきた彼は「荷物と自転車は明日の到着にな
ります」と言う。どうやらヘルシンキの乗り換え時間が短く、自転車などの
積み替えが間に合わなかったらしい。責めても仕方ないので、翌日に自宅ま
で届けるというフィンランド航空の対応を信じて自宅へ車を走らせた。用意
してもらった風呂に浸かると疲れがドッと出てきたが、冷や麦は胃袋になつ
かしく、ビールはこころに優しかった。荷物と自転車は後日、無事に戻って
きたが、唯一、自転車のスポークが1本折れており、これは何回かの旅で初
めての”記念すべき”事故である。こうして2018年の「ひとりぼっちの旅」は
終わった。



プロフィール

あらいぐま

Author:あらいぐま
団塊あらいぐまが自転車で世界&日本一周を目指します。

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