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  10 ,2017

団塊世代・あらいぐまの自転車日本一周挑戦記


プロフィール

あらいぐま

Author:あらいぐま
団塊あらいぐまの自転車日本一周挑戦記。ただ今、世界へも足を伸ばし中。

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Category: 福井→新潟’11.9.30~10.8

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福井→新潟 よもやま話(2)
能登漁火ユースホステルのペアレントさんはとても親切で、能登半島の交通事情にも詳しく、何と言っても自転車の立場から見ていて、的確なアドバイスをいただいたばかりでなく、とても素敵なプレゼントもくれた。
●曽山峠で
ユースのペアレントからまずアドバイスされたのは、九十九湾を過ぎたら249号線を進むのだが、小倉崎の先は海岸線でなく、249号線をそのまま行き、曽山峠を越えていけということだった。海岸線を旨とする私にとって残念なことだったが、事情通のペアレントの言葉に従ったほうが正解だろうとハンドルを右へ切り、山道に入った。しかし、この道路に標識がない。ほぼ1本道だから間違えようもないのだが、やはり気になる。で、ある交差点の信号が赤になったのを幸いと自転車を止め、地図を確認していた。すると、対向車線を降りてくるチャリ1台。ここで、彼に大きく手を振り、止まってもらった。彼はくるっと反転し、私の脇に来てくれた。そして道路を確認すると、「間違いないです。ここからだらだらと上りです」とのこと。確かに、峠はどちらから登ってもだらだら坂で、頂上も標識がなければ通過してしまいそうなもの。上りが長い分、ダウンヒルも長く楽しめて楽しかった。
飛騨高山から旅しているという彼は私と逆の方向で能登半島走破を目指していた。無事に走りきっただろうか?
●ツインブリッジ
能登島へはツインブリッジを渡る。能登方面からは249号線を走り、ツインブリッジ口という交差点を左折するのが普通だが、「この交差点までの坂がとんでもないから、その直前に「長浦」という看板を見たらそこを左折し、直進しなさい」がペアレントさんのアドバイスだった。そこで、穴水を過ぎてから注意深く走りを進め、幸運にも小さな「長浦」の看板を発見するや迷わず左折。ほとんど1本道でツインブリッジのたもとに出るのだが、この坂とて並大抵ではない!走っていないので比較のしようもないのだが、249号線を行った場合はいかほどだったのか?しかし、ここでは「ペアレントさん、ありがとう!」と言っておこう。
●海洋深層水とバナナと月桂樹
ペアレントさんはアドバイスだけでなく、とても嬉しいものをくれた。
海洋深層水…宿泊先で水を所望することは多い。ここでもお願いしたら「ここの水はこの海の水を濾過したものなのよ」と大きな水筒に入った水をくれた。そして氷も!貴重な水をふんだんにありがとう!きっとパワーが出たのはこの水のお陰です。
バナナと月桂樹…出発の際、ペアレントが「何かの時、役にたつでしょ!」の言葉とともにフロントバッグに放り込んでくれたのが1本のバナナだった。自転車はいつも町中を走るとは限らない。長らくコンビニや道の駅がない区間もある。そのために食料は持参する。そして私は、必ず、全部を食べきらないで、おにぎり1個くらいは真の緊急時のために残しておくことにしている。バナナ1本もそれに匹敵する。これがあれば1晩は生き延びられるのだ。首都圏と違い、能登半島ではバナナは決して安いものではない。ありがたかった。
そしてペアレントはさらに、月桂樹の小枝をリアのバッグに差し込んでくれた。プーンといい香りが漂い、気分は爽やかになった。元氣づけられたような気がした。このオシャレなプレゼントは私を感激させた。そして、そのまま旅を続けた月桂樹の小枝は今、私のデスクの前の壁にある。枯れてきてはいるが、まだ香りは残っている。幸運のしるしとして簡単には捨てられない。
※リアのバッグに差し込まれた月桂樹の小枝。
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そして、ペアレントさんから離れるが…
●八海山のおじさん
さて、ツインブリッジを渡り、能登島に入る。ここは最短距離の左岸を走ろうと決めていたのだが、どうやら最近道路が改修されたようで地図とが光景が大部異なる。えい、ままよ・・・と最も海沿いの道を選んで走り始めたが、標識もなく、正しいルートなのかだんだん自信がなくなってきた。と、発見したのがボディに八海山の文字が見えるトラック。種類の営業車だろう。その運転手に尋ねると「そのまま直進でいいよ」という返事。よしっと走り始めたが、直進どころか脇道多々で、どうにも進路に確信が持てない。ある大きなT字路で地図を拡げていると、1台のトラックが私を追い越して止まった。八海山の車だ。運転者が降りてきて「ああ言ったけど、分かりにくいと思って追いかけてきた。速いね~」と、もう一度、親切に教えてくれた。お陰で迷うことなく和倉温泉に着いた。八海山のおじさん、ありがとう!そのお酒、私の大好きなお酒ですっ!

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福井→新潟 よもやま話(1)
一人旅なのであまり会話はない。しかし、今回の旅では沢山の日本一周を目指しているらしいチャリダーと出会ったし、同世代と思われる旅人と話すこともできた。忘れたくない会話の一部を記録しておきたい。

●1日1000円!
志賀町の「ころ柿の里しか」という道の駅には大いに期待して行った。いったい「ころ柿」とは何なのか?柿好きの私にとってとても興味津々の名前だったのだ。到着し、そそくさと物産販売所へ行き、ころ柿を探したが見つからない。そこで店員に尋ねると「ころ柿とは干し柿のことで、まだ時期的に早すぎて販売していない」とのことでがっかり!
気を取り直して再スタートの準備をしていると初老の男性から話しかけられた。
「自転車ですか、いいですね~!」見れば大きなプラバケツに水をいっぱい入れて、どこかへ運んでいる様子。「こちらでお泊まりですか?」と訊くと「そうだ」とのこと。千葉県からのこの男性は車で旅を続けているらしい。「私も自転車を積んでいるんだよ」と言っていたが、「実は事故でまだ脚にはボルトが残っていて、長く乗れないのが残念」なのだそうだ。そして「どうしても1日1000円で上がらない。ついつい使ってしまうんだね~」とため息。私の場合も宿泊代を除いた食費が1000円で上がったことはない。長く旅を続けるために、お互い節制に努めましょう!と話して別れた。彼が歩いて行った先には大きなキャンピングカーがあった!

●お尻が痛いのはどうしてる?
輪島に近い道の駅赤神で出会ったのは大型バイクで旅している大阪の男性。「いくつ?」と聞くので答えると「私は来年70だ」と笑っていた。私の自転車をしみじみ眺めながら「私もロードを持っていて、時々、40~50キロくらい走るんだが、尻が痛くなってね~」と嘆く。で、私が最近入手して着用しているサイクルパンツ(パッド入りの自転車専用パンツ)とクッションの柔らかいサドルの話をしてあげた。皆、自転車に乗りたいんだな~、そう思った。

●リアカーマン
久比岐自転車道ではリアカーマンを名乗る男性と出会った。昨年10月に名古屋を出発し、気に入った海岸ではサーフィンを楽しみ、1年間をかけて本州一周を志して歩き始めたという。しかし、北海道でトンネル内を歩行中、居眠り運転の車に跳ねられたが、奇跡的に腰部にひびが入っただけで済み、1カ月の静養後、旅を再開したそうだ。「そのため、1年間の予定が1年1カ月になってしまいました。11月11日に家に戻ります」と笑っていた。逞しい男がいるものだ!

●悲劇の大型バイク軍団
詳しい場所は忘れてしまったのだが、走行中、後方からドッドッドッという音が聞こえ、大型バイクが10数台、私を追い越していった。頭文字HDという名前のバイクの集団で、サイドカー付きあり、三輪車あり。揃いのユニフォームに身を包んで、とにかくカッコいい!と、落ち葉マークを貼り付けているバイクもある。それもいいな~、バイクだもんな~。
その数十分後、道路が狭くなった坂道を注意深く降りて行くと、先ほどのとおぼしき大型バイクが数台止まっている。中途半端なところで休憩だな~と思いながら、バイクの脇を通過していくと、その先に、対向車線に飛び出し、民家に突っ込んだバイクがあるではないか!そのため、軍団は停止し、その処理を考えているらしい。怪我人はいないようだったのが不幸中の幸いだ。そうだよな~、あのバイクにこの道は狭すぎる!その後、バイク軍団と出会うことはなかったから、きっとあの時点でツーリングは中止となったのだろう。やはり安全第一だ!

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10.8 外海府~両津~新潟(~長岡)
●本日のルート


さて欠航の確率が高い高速船に向けて走る訳にはいかないので予定を変更。両津から新潟へ渡ることとして外海府のユースホステルを出発。いきなりZ(ゼット)坂(地図上は跳坂)にぶつかる。佐渡トライアスロンに出場する鉄人たちでも音を上げるという坂の真髄はZを過ぎた辺りにあった。このZ状の坂は下から見える。誰もがZの上の線の左上を頂上と思い、そこに向けて走るだろう。私もそうだった。しかし、「やった~!」と快哉を叫ぼうとする私の目に飛び込んで来たのは、まだ、だらだらと続く上り坂だった。Zはまだわたし達を解放してくれないのだ!こういう仕打ちが一番こたえる。運命を呪いたくなる。がしかし、呪ったところでゴールはやってこない。漕ぐ。とにかく漕ぐ。それが唯一の解決策なのだ。
●Z坂から下界を眺める。急坂ぶりが分かるだろうか?車のいる辺りがユースホステルだ。
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しかし、労する者に福音は訪れる。Zの先には長い下り坂が続く。こんな時、上半身を大きく拡げて風を全身で受け、スピードを調整する。まるでヨットになった気分。遅くなったな…と思ったら、体を少し丸め、クラウチングスタイルを取る。するとスピードはまた上がる。ブレーキでなく体で風や坂遊ぶ。こんなこと自転車でなきゃできないだろう!

その後、大野亀という日本三大巨岩の脇を通過し、いくつものアップダウンを繰り返し、佐渡の東側に出る。ここまで来ればもう大きな坂はない。おだやかな海を眺めながら10:30、両津港に着いた。ここからジェットフォイルという水中翼船で新潟港へ渡る。料金は3980円。ただ今、キャンペーン中で自転車持ち込みは無料だった。ラッキー!そのチケットを購入する窓口で、「今日、赤泊からの高速船は運航していますか?」と未練たらしく尋ねてみると「はい!」という爽やかな返事!…えっでは16:00発も出るのか?ならば…とこころ騒いだが、いやいやここでギャンブルをするわけにはいかないと自らに言い聞かせる。自転車をパックし、昼食を買いこみ、11:25乗船。11:30出航。さらば佐渡よ!
ジェットフォイルは実に滑らかに走り(いや、飛び)、12:35新潟港着。
●大野亀。これが一枚岩だそうだから驚く!頂上には祠がある。
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●海を見ながら刈り入れをする風景や…
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●岩にしっかりと根をおろした松や…
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●祭りの準備を見ながら走る。この幟が白地だったので、なぜと訊いてみると、「貧乏な神社でお金がないから書いてもらえなかったのさ」と、歯が欠けた大きな口を開けて笑っていた。物にとらわれない逞しさがあった。
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そして再度自転車を組み立て、新潟駅へ向かう。7月30日、深夜バスで新潟駅に到着した私は、ここから東北の旅に出発している。その地点に立ち、日本海沿岸走破を一筆書きにするためだ。そして13:30、新潟駅着。先回と同じ地点に立ち、通行中の女学生にシャッターボタンを押してもらい・・・・・日本海沿岸走破は達成された!(敦賀と福井の間がつながれていないが…)応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました!
●新潟駅前。これで線は繋がった!
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●ちなみにこれが7月30日の写真。今日よりちょっと太め…かも。
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本日の走行距離 42.00キロ
走行時間 3時間00分
平均速度 16.7キロ(最高速度50.4キロ)
合計走行距離 784.59キロ
●日本海沿岸=下関~福井~新潟~津軽半島~下北半島~八戸までの合計距離 2586.92キロ

【番外編】
これで日本海沿岸走破のための今回の旅は終わるのだが、実はこの後、長岡市の親戚宅へ行くべく、新潟平野を突っ走った。国道402線から116号線とつなぎ、498号線を経て親戚宅着。時刻はまさに陽が暮れんとする17:30。ライトを点けることなく走り切れて良かった!その後、近くの温泉にゆったりと浸かり、この旅の汗と疲れを放出。祝いのビールをクイクイと空けて爆睡。翌日は新幹線で輪行し帰京。自転車日本一周チャレンジ秋の陣は終えた。
新潟~長岡 68.96キロ
走行時間 3時間19分
平均速度 20.8キロ

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10.7 小木港~相川~外海府YH
●本日のルート


昨夜、トイレに起きると雷が鳴り雨も激しく降っていた。でも、雷は天気が良くなる合図と決め込み、目覚めれば晴天。但し、風は強いようだ。7:30朝食。デザートに柿が出た。と言っても私の好きな堅い甘ガキでなく、シャーベット。美味しい!聞けば昨年のおけさ柿を渋抜きし、冷凍保存しておいたものだという。暑い季節のデザートに最高!そして8:30、ユースのおばちゃんに見送られて出発。しかし、ここで一つのミステイクが!

予定では小木港から国道350号線を走ろうと考えていた。海岸線は繋がっていないと想定したからだ。しかし「●●●橋(聞き取れず)ができて一周できるようになったよ」という言葉にこころは動いた。なぜならば私の方針は海岸線を時計回り。ちらっと地図に目を通すと「砂浜沿いの快適な道」などという解説があるではないか!「おばちゃん、ありがとう!」と勇んで一周道路という県道45号線へ向かう。しかし、この道が厳しかった!確かに深浦大橋ができて一周が可能になったらしいが、そのアップダウンは並大抵ではない。しかも、45号線が国道350号線と合流する手前900メートルはダートだという。そこで、厳しい坂道を覚悟して350線へ移動。ここも自転車を押したものだ。「1周できるよ」と言ったおばちゃんをちょっぴり恨みながら(勝手な理屈でゴメンナサイ)。
●この橋の誕生で佐渡一周道路が完成したという。美しい橋だった。
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しかし、世の中は捨てたものではない。自転車を押していると右手に鈴なりの柿の木が見えた。写真を撮ろうと自転車を路肩に止めていると、スーパーカブに乗ったおばちゃんが到着。柿の木の脇の小屋から何かを持っていくらしい。「この柿の木はあなたのものですか?」と訊くと「甘柿だよ、好きなだけ持ってって!」という返事。思わぬ言葉に感謝しつつ大きめの実を7個ほどいただく。昼に食べてみたが砂糖たっぷりで美味かった!そして、さらに・・・!ボトルの水を補給しようと自販機に立ち寄った。その先に果物の直売所があった。柿はたっぷり持っているが他のものも食べたい。眺めればリンゴ、梨、バナナ…。真っ赤なリンゴが欲しくなり「1個でも売ってもらえますか?」と聞けば「パック売りなのよね~」あきらめかけた私にしかし天の声が…「試食用サンプルがあるから1個あげるわ!」そして紅玉を1個、冷蔵庫から取り出し、洗い、半分に切ってくれた。そのままかぶりついたが、みずみずしく美味しかった。こうして、二人のおばちゃんに親切にしてもらい、スタート時点の苦しさは払しょくされた。
●鈴なりの甘柿。譲ってと言う前から「好きなだけ持ってって!」
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●試食用リンゴをいただいた直売センター。次回はパックで買うから!
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さて国道350号線は比較的平坦だ。しかし「アップダウンの連続だよ」の言葉が脳裏から離れない。この先、どんな上りが控えているのか?その恐怖感からどうしても先へ先へと進みたくなる。12:00相川着。ここより先にコンビニはないと分かっていたのでスーパーで昼食等を調達。近くの駐車場で昼飯を済ませ、12:30再スタート。佐渡金山跡を見学しようと考えていたが、スタート直後の行程で時間を取られたのと、金山が佐渡スカイラインを3キロほど行ったところにあるということを考え、あきらめることに。

そして、登りは今か今かと考えつつ一路、外海府YHを目指す。尖閣湾。神が配置した岩々が荘厳な雰囲気を醸し出し絵いる。そして、きっとドライブでは見過ごしてしまうだろう奇岩奇景が展開する。これぞ自転車のスピードの醍醐味!そして結局、大きなアップダウンのないままにユースに着いてしまった。ユースから先を見るとそこにはZ(ゼット)字状の急坂がある。これぞ、佐渡トライアスロンの選手たちを悩ませるZ坂!明日はここから始まるのか!覚悟を決めてユースの客となる。夕食は美味かった。ペアレントの方針にも共感でき、今日もいい一日として終われそうだ。
●佐渡を一周する県道45号線からの景色いろいろ。
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●大きなワラジで敵を追い払うのだそうだ。
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●手前の模様は宇宙人が描いたもの…ではない。
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●今日の海は荒れていた。漁船の姿は全くない。
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●荒波のしぶきは道路にまで飛んでくる。その挙句、眼鏡のレンズもこの通り。左はふき取った後。
しゃぶるとしょっぱかった。
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●そして到着したユースホステルの周辺で見つけた秋。正面の建物がユース。
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●風になびく薄。
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●はざ掛けの稲。佐渡の収穫は少し遅いようだ。
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●ユースの目の前の浜から見た日本海に沈む夕日。
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本日の走行距離 84.17キロ
走行時間 5時間34分
平均速度 15.11キロ(最高速度46.5キロ)
合計走行距離 742.58キロ

ところが異常事態発生!
実は明日は佐渡をほぼ一周して赤泊まで走り、そこから寺泊へ行く高速客船に乗る予定だった。が、この客船は風、波に弱く、少しの風雨ですぐに欠航してしまう。実際、昨日の午後便、今日の全便が欠航だった。これでは安心して走れないので、明日は両津港へ向かい新潟港へフェリーで渡り、7月末に新潟駅から山形へ向けてスタートした地点へ行き、日本海沿岸走破としたいと思う。佐渡を存分に愉しみたかったが、これも運命としよう。

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10.6 朝日町~糸魚川~直江津~小木港(佐渡)
●本日のルート


雨の予報は当たり、目覚めれば大雨。一瞬気持ちは暗くなるが、なんのこれしき…と蛮勇を奮い起す。詳しい予報を見れば、雨は9時頃がピークで午後には必ず止むらしい。で、8時出発を9時に遅らせ、ゆっくりと旅支度。自転車にパックをくくりつけていると寺の奥さんが出てきて立ち話。「この辺りは地震は少ないのだけれど、昨晩は揺れたね~」…と、しばし地震の話題で盛り上がった。

そして雨が上がった9:30、ユース出発。追い越しざまのトラックに水しぶきを掛けられるのには参ったが、雨中走行よりはよほどいい。基本的には国道8号線を行くのだが、可能な限り旧道を選択。すると弘法の井戸などというもので出くわした。だから、バイパスがあっても、旧道を行くことは止められないんだな~。
●弘法の井戸。確かに使われていた形跡はあった。
DSCN1579.jpg

いよいよ親不知に向かう前に支度を整えた。まず、反射テープ付きチョッキの着用。前照灯とメットのどくろ点灯。かなり物々しい出で立ちと思うが安全確保のためには仕方ない。まず、隧道から始まる最大の難所親不知。しかし最高地点の天嶮トンネルには自転車用の脇道があり、簡単にクリア。その後も、反射チョッキ効果か、どくろ効果か、大型トレーラも大回りして追い越してくれ、怖い瞬間はゼロ!思いのほか簡単に難所はクリアできた。途中にある親不知ピアパークではサザエの串焼きと黒とろろのおにぎり、100円ラムネで昼食。これは美味かった!
●重装備で最大の難所天嶮トンネルが見えてきて身構えた。
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●が、チャリダーに嬉しいお知らせが。迷わずそちらに廻る。
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難所を越え、糸魚川市に入る。8号線も意外に空いていて走りやすい。が、早川橋に始まる久比岐自転車道を日本海走破の先輩から奨められていたので迷わず進入。これが素晴らしい自転車道で、結局全長32キロを完全走破してしまった。自転車道は狭いし、くねくねと曲がることも多い。ところによっては生活道路となったり、こども達が遊んでいることもある。しかし、車が来ないという安心感は何物にも代えがたい。その全貌を写真で見ていただきたい。
●久比岐自転車道入口。
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●まずは海岸にそって進む。
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●ほどなくして自転車道は山側へと移る。
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●たまにはこんな障害物があったり…
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●こんな景色と出会ったりしながら走る。
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●自転車道が国道8号線と並走している証。チャリダー究極の二者択一!
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●そしてリアカーを引いて日本一周をしている名古屋出身の男性とも会った。
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●しかし、自転車道が糸魚川市から上越市に入ると整備状況が全然違うのはいかがなものか?
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●国道8号線をくぐって渡れとはいかがなものか?ここが入口。当然、押して渡る。
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●そして終点。全長32キロの素晴らしい旅だった。
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そして自転車道終点に達すれば、目的地直江津は目の前に見える。よし、今日は早めにチェックインし、洗濯と明日からのアップダウンに備えて休養だ!と決め、宿を探すべく直江津駅の観光案内所へ急いだ。そして、係のおばちゃんと話している間にとんでもないことが分かった。何と、乗船予定だった明日7:00発のフェリーは欠航で、明日は13時過ぎの1便しかないという!それでは遅すぎる!聞けば16:10発の便があるという。そこで、とりあえず16:10発で佐渡へ渡ってしまい、宿は小木港で手配することにした。そして直江津港へ直行。チケットを確保し、佐渡汽船の案内所で紹介してもらったユースに部屋確保。

そしてフェリーの人となり、お陰で日本海に沈む夕日も見れた。明日は時間的に余裕たっぷりとなった。あるいはこの変更はラッキーだたのかも知れない。
●日本海に沈む夕日。
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18:50、フェリーは無事小木港着。予約したユースへ急いだが、ここでいきなりの洗礼!ユースまでがとんでもない急坂なのだ!負けてはいけないと得意(になった)ジグザグ走法でなんとかユース着。今日もまた楽しい一日であった。
本日の走行距離 80.72キロ
走行時間 4時間13分
平均速度 19.1キロ(最高速度42.5キロ)
合計走行距離 658.42キロ